院長あいさつ
整骨院の役割は、揉みほぐすだけではありません。
肝心なのは、原因の見極めと的確な治療。
多くの経験と知識と技術がなくてはできません。
現在、9割のお客様が、肩こりや腰痛による来院です。
固くなっているところをやわらかく揉みほぐすのが、整骨院だと思われがちですが、
現に大半の整骨院では、ほぐすことが最大の目的になっていますが、
私どもが求める整骨院は、そうではありません。
ひとくくりに、肩こりや腰痛といっても、ひとりひとりその原因が異なります。
身体を見ていると、身体はどんな言葉よりも正直だと感じます。
身体のどの部分の筋肉が固くなっているのか、あるいはどの程度固くなっているのかを探っていくと、自ずと痛みの原因が見えてきます。大半の方は、痛みの原因はひとつではなく複数抱えていることがわかります。また、近年、原因と症状は複雑化しつつあります。
当整骨院では、まずは痛みの原因究明をしっかりと行います。
原因がわかれば、次は治療です。原因がはっきりわからなければ、的確な治療法を見出すことはできないというのが、私の考えです。
しかも、原因を探ると、しっかり治るものと、これから先うまく付き合っていかなければならいないものとに分かれます。
なかなか、ここまでを見極められる整骨院は、少ないと感じています。
ひとりひとり原因が異なるものですから、当然治療も異なります。
筋肉が固くなっている部分を見つけ、その固くなった原因を筋肉の動き方から分析したうえで、筋肉の動き方を変える、または筋肉が動く順番を改善していきます。
筋肉の動き方を改善した後、やわらかくほぐしていくのです。
この筋肉の動きの改善には、特殊な機械を使い、さらに人の手で揉みほぐしていきます。
正直、はじめは人の手に勝るものはないと思っていましたので、機械については疑心暗鬼。
平成25年に機械を導入し、機械をより効果的に使うまでに半年を要しましたが、機械と人の手による合わせ技は、効果てき面でした。
この機械と人の手による組み合わせは無限で、当整骨院にしかできない治療だと自信を持っております。
「ここの整骨院は他と違うね」「変わっているね」とよくお客様に言われますが、思い返せば、この世界を目指したのは、父親の影響が大きくあります。
薬剤師の父は、身体に直接触ることができず、調薬しかできないとコンプレックスを持っていました。父の思いがきっかけとなり、18歳の時、この道に進むことを決めました。
平成20年に当整骨院を立ち上げましたが、まだまだ日々勉強です。
皆さまの健やかな暮らしを支える整骨院であるために、これからも努力をしてまいります。
整骨院くすの木院長
高岡信五
昭和52年生まれ。柔道整復師