寝違え
【整骨院くすの木からのアドバイス】
朝、起きたら首に痛みが走り、しばらく動かすことができなかった事はないでしょうか？応急処置として湿布で対応する方が多いと思われますが、首は多くの神経が通っている場所なので、決して軽視できません。なかなか痛みが取れず、症状を悪化させて生活に支障をきたしてしまう前に、治療を行う事が大切です。かなりの痛みを伴う場合は、鍼治療を行うと効果的です。
【寝違えとは】
寝違えとは、眠る前は何ともないのに、目が覚めた時に、首の後ろや首から肩にかけて痛みが出る症状で、場合によっては痛みで首を動かせない時もあるほどです。原因はいろいろありますが、睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉に血液の供給が不足することでしこりになってしまうこともあります。また、いつもはしないスポーツや労働をすることで一部の筋肉が痙攣してしまったり、手で重い荷物を持ち続けることでことによって頸の後ろの筋肉に負担がかかりすぎてしまったり、長時間パソコンや事務作業を行うことで頭を一定位置に保持するために頸部の筋肉に負担が生じてしまうなどの原因が考えられます。さらにいうと、寝違えはいつでも起こると考えられ、慢性的な肩こりが首を徐々に悪化させているとの考え方もあります。きちんと原因を明らかにし、必要に応じて治療を行いましょう。